10年以上の中堅ビルメンともなると?
ドラゴンボールのスカウターがないこの世界。
そこでビルメンの能力を客観的に示す指数。それは資格や経験ですね。
経験も大事ですが、難易度の高い資格を所有していると転職時にそりゃあ有利でしょう。
努力の証となるものですから。
提示される年収も大きく違うかと思います。
同じ経験年数だった場合
【資格ありの実務能力なし】>【資格なしの実務能力あり】
ビルメンテナンス業界では確実にこのような評価となります。
設備管理の仕事をしていて所有者の多い資格と、ビルメン歴10年以上の私の所有資格などを書いていきます。
三種の神器
難易度が比較的高く、転職の際に有利な武器となることからビルメン界の三種の神器と言われる資格があります。
・建築物環境衛生管理主任技術者(ビル管)
・第三種電気主任技術者(電験三種)
・エネルギー管理士
上記の3資格です。
ビル管はビルメーンが所属していた独立系ビルメン会社でも持っている人は多かったです。2年経験したらさっさと取っちゃう人が結構います。
意外と簡単に受かるみたいで、何をやらせてもポンコツなビルメン員でも持ってたりします。
電験三種も工業高校などで電気科卒業だと試験を受けずに認定で取得出来るため、電気科卒の所有率はかなり高かったと記憶しています。
試験に関してもビル管と比べ難しいと言われていますが、ビルメーンの通っていた高校の電気科だと卒業までに全員合格を目指し、1年生で4科目一発合格している友人も結構いたので、そんなに気負わずチャレンジしてみてもいいかもしれません。
エネ管持ってるよ〜なんて人は独立系の底辺だからか、あまり聞いたことがありませんでした。
ビルメン4点セット
こちらは難易度がそれほど高くなく入社してまず取得していく資格で、ビルメンを始めるにあたって職業訓練校などでコンプリートしてから入社する人も多い為、ビルメン4点セットと言われている資格です。
・第二種電気工事士
・第三種冷凍機械責任者
・危険物取扱者乙種4類
・2級ボイラー技士
上記の4つです。
これは、底辺独立系でもよほどの落ちこぼれでもない限り、50代からの未経験入社でも数年で全てコンプリートしている人が多かったです(独立系なら50代で未経験でも余裕で入社できるんです!夢のある仕事ですよね)。
で、私の所持資格は?
10年以上の経験を持つビルメーンですが、三種の神器はゼロです…。
それどころかビルメン4点セットすら揃っていないです。
エグいでしょ?
独立系時代の同期達は4点セットに3種の神器も揃えていたりするのに、自分でもびっくりするくらいのダメ男です…。
こんな所持資格でどうして転職しようと思ったか、そして年収200万円アップできたかは下の記事に書いています。
おわり